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2012年6月28日(木)

梅雨真っ只中の九州北部、筑後地方
稲や夏野菜には恵みの雨
ただし、ハウス栽培には多すぎる雨は良くない面も

・圃場がぬかるんで、トラクタでの耕起NG
・圃場がぬかるんで、作業がしにくい
・日照不足による生育不足
・高温多湿による病害虫の発生

良い点はと言えば

・草取りがしやすい
・水やり作業がない

長雨、多雨はあまり良い点はない
しかし、梅雨は決まってやってくる
耕起、種蒔き、収穫の事前のスケジュール管理がものを言う

計画的な営農計画が必要になる
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  • このエントリーのカテゴリ : その他
2012年6月23日(土)

友人の田原家で田植えのお手伝い
田原家の田んぼの概要

・総面積は2町9反
・今年の稲の植付は1町(5反+3反+2反)
 →残りは大豆
・先月仕込んだ苗は生育途中に色が抜けてしまったため、知人よりもらい受けたものを植え付けることに
・代かきはトラクタにて
・田植えはクボタの5条播きにて
・前作は休耕及び麦


朝一で水を入れていた3反と2反の田んぼ
3反:前作は麦、長方形+円弧形
2反:前作なし、細長い三角形

水がある程度入ったところで、代かきを行う
水が浸るまで数時間を要する
地中まで水が浸み込むため、大量の水が必要である事が実感できる
水を入れ過ぎると植付が上手くできないので、水加減が難しい

代かき、田植え機ともに前進時のみの作業であるため、カーブや狭い場所は効率が悪い
三角形の2反の田んぼは植付が非常にややこしい
誰も米を作りたがらない田んぼ、と言うのが実感できた

田んぼが水平に耕されていないと、田植え機が真っ直ぐに進まない
代かきの精度が、田植えのやりやすさにつながる
しかし、パワーの小さいトラクターでは、均等の深さに代かきが出来ない
現有機械を上手く使いこなし、培った技術で最大限の効率を求めるしかない
そうしないと、高価な機械に頼る農業に振り回されることになる

トラクターで代かきした感想は、難しくはないが、単調な作業で眠くなる
トラクター運転時の事故が後を絶たない事を体感した
機械の傾きや処々の整備不良で、効率や仕上がりに大きな差が生れる
日々の整備が、作業に大きな影響をもたらす

田植え機は、車輪が細く不安定なため、真っ直ぐ進む事が難しい
代かきの技術や田植え機の性能もあるであろう
多少くねくねとした仕上がりにはなったが、この苗を秋に刈り取れると思うと今からワクワクする
日々の水管理等を田原家のお母さん、おばあちゃんに任せ、秋を待とうと思う

稲作の経済

・1町歩=100俵(60kg)=100×¥12,500(市場売価)=¥1,250,000
 +補助金¥150,000/町
 ⇒粗収入¥1,400,000

この他に、田植え機、トラクタの減価償却や稲代、農薬代を考えると
1町歩では生活していかれない事が分かる
もっと広い土地で稲作をやるか、園芸との組み合わせを行うか
広い土地でやるとすると機械もそれ相応のものが必要となる
日本の四季を考えれば、後者が理想的だと思う
  • このエントリーのカテゴリ : 稲作
2012年6月18日(月)

梅雨らしい天気が続く
パクチーは暑さに弱い
少し温度が下がり、湿度が多いこの時期は生育が良い

ところで、パクチーってあの強烈な匂いを持っているために、虫が来ない?
いえ、そんな事はありませんでした
唯一の敵は、“アブラムシ”です
順調に生育しているように見えていたIさんのパクチーにも、大量のアブラムシがやってきました

色々と対策があるようです

コメリのアブラムシ対策

Iさんは、収穫可能日数までが短い農薬を即座に調べ、散布
農薬の名前は忘れました
この2日後の収穫時
大量のアブラムシは茎の根元でお亡くなりになっていました

実は5月はパクチーの生育が悪く、Iさんは知り合いから購入しておられた
パクチーは夏に需要が集中する野菜
夏にどれだけ沢山のパクチーを生産出来るかはこれからも課題だとか

綺麗な野菜を継続的に出荷する事は、本当に難しい
  • このエントリーのカテゴリ : 防除
2012年6月19日(火)

梅雨入りして2週間
最近、梅雨らしい天気が続いている

ハウスの中の土は通常乾いている
しかし、この時期になるとハウスの外と地下からの水分で濡れてくる
大水が入った時などは、長靴が埋まってしまうとのこと

今日の播種もこの雨の影響でやりにくかった
と言うのは、種が非常に小さいから
以前やったパクチーの播種と違って、手で播いていく
手順はこんな感じ

・小さいカップに種を入れておく
・2~3粒を穴の中央にそっと置く
・約1㎝程押し込み、土を被せる

これだけの作業なので、簡単そうである
が、7穴/畝×30Mなので、中腰もしくは膝立ちの作業はしんどい
3穴+4穴/畝を往復、3畝連続は腰が悲鳴を上げそうだった

更に、土が濡れていると最悪
手先が濡れて、小さい種を数粒つまむ事など困難!!!
今日も、種を置く人、押し込んで土をかける人、に分担せざるを得なかった

芥藍→ホラパー→カパオの順に種が小さくなっていく

あんなに小さい種から素敵な野菜が育っていくとは…
農業ってやっぱりミラクルの連続だ
  • このエントリーのカテゴリ : 播種
2012年6月17日(日)

初めての田植え
1ヶ月前に種籾をみんなで苗箱にセットし、育てた稲
12cm程度に育っていました

手植えしたのは、赤米

子どもや早乙女を着た御嬢さんも交えて約30名での作業
文字通り足並みを揃えて、30cmずつ進んでいきます
1時間強掛かったでしょうか
半反くらいの広さです
まっすぐに、そして、正確に手で植えていく事の難しさを体感

この後、スタッフだけ残り、田植え機でうるち米を植えました

8条植えの田植え機
今年初めての田植え機操作であった長男のM輝さん
真っ直ぐ進まなくて、Yさんに叱咤されていた
田植え機一つとっても大変な田植え

田植え機も万能ではない
育てた苗の生育が悪かったり、田んぼに凸凹があったりすると、歯抜けになる
角やカーブがあると植えられないエリアが出来る
機械だからしょうがない
田んぼの形も画一ではないのが普通だから
その歯抜け部分を人の手で「捕植」していかなければならない
これが結構、大変
骨が折れる作業であった

10人くらいでやったが、約2反を約3時間掛かって終了
機械操作、水の管理、補植

非常に勉強になった一日となった
  • このエントリーのカテゴリ : 稲作
2012年6月11日(月)

前日は、日商簿記2級の試験だった
これで3回目の受験である
1回目は昨年の今頃、大雨の日、「記念受験」の様相だった
2回目は今年の誕生日の日、「背水の陣」であったが、敗れた

そして、3回目は、初夏の日差しが照りつける日となった
前回よりもリラックスモードで、しかし短期間で(笑)、臨んだ

結果は来週の火曜日に発表される
簿記の仕組みは大体理解できたので、もうそろそろ受かってもよかろう(笑)

簿記の試験勉強がひと段落したので、また、いろんな事に動き出す

やさしい生活Cafe

佐賀・三瀬で、有機農業を実践し、野菜の宅配で生計を立てている田中一平君に、先月、FBで誘われていた
そう遠くもないし、お金もそんなに掛からないので、一平君が司会をすると言う「夜の部」に行く事に

イベントの中身は、映画を観て、社会問題について話し合う、と言うもの

映画は、こちら
No Impact Man

農業をする上で、もちろんの事ながら、「食」を意識する
「高くても、安くても、お手軽で美味しい物の方が良い」と言う消費傾向
それが、経済停滞、少子高齢化、原発問題などの影響で少しずつ変化してきている
私自身も、ここ数年、市場経済に違和感をもち、お金と言うものに迷い続けている
働く、稼ぐと言う事にも同様に

その答えはまだ見つけられないが、農業を営む人や、食育に関心をもつ人々と触れ合い
少しずつではあるが、こう生きていたいと言う条件が出てきた

添加物
農薬
海外の廉価品
旬でないもの
ゴミを出し続ける購買

もっと具体的にし、仲間を増やして、その仲間たちに喜んでもらえる食べ物を作りたい

そんなことを意識した夜となった

田中一平君の話

農家:非農家の割合
 300年前 80:20
 50年前  50:50
 現在   2:98

昔の比率ではGDPが落ち過ぎるし、現在の国際関係では立ち行かない
しかし、今の比率はひどすぎる
農を知らない人が多すぎる事が問題
一人の農家が50世帯の野菜を賄う事で、農家の生活が安定する
しかし、中間業者の多さや、市場原理により、野菜の値段が安すぎる
どうやって売るのか、どうやって魅力的な農業にしていけるかを模索したい

一平君には、共感する部分だらけだ
  • このエントリーのカテゴリ : その他
2012年6月11日(月)

日中の暑さにも慣れてきた、と思ったら6月も半ば
この頃の発見は、春先との気温差5度がもたらす変化

【追肥 ~芥藍編~ 】

芥藍は、真夏以外は年中収穫できると言う優等生
だけど、冬と夏は生育が全然違う
そのため、収穫サイクルや肥料の施しが異なってくる

「追肥」は、撤去後の圃場に施し、次に育てる野菜に合わせて追加する肥料のこと
または、長期間に渡って、何回も収穫が可能な野菜に対して、途中で追加してあげる肥料
例えば、芥藍や莧菜
芥藍は花切り(花が咲いた茎を根元から切る)後に
莧菜は葉が手のひらよりも大きく育ち過ぎると、根元から鎌で剪定するが、
その剪定後に、追肥をしてあげる



地力:有機石灰=8:2
2畝に対して、5L程度

実は、2週間前に芥藍2畝に追肥した
葉の色が薄くなり、茎が硬くなってきた為、多めに追肥していた
1週間後、気温も上昇していた事もあってか、凄い生育スピード

・青々としてきた
・虫食いがない
・茎が成長していない(細い、短い)のに、花芽が咲く
・脇芽からどんどん花芽が
・どんどん花が咲く…

と言う訳で、育ち過ぎもNGなのだな、と感じた次第
これまではIさんに指示されていた追肥の量の目安も勘が掴めてきた

ちなみに、マルチの上からも追肥をするが、その後に水やりをして、土に肥料を回す
追肥の話でした


※マメ科の植物はあまり肥料を必要とせず、土地を痩せさせないらしい
と言う事で、マメ科の野菜(Iさんのところでは豆苗のみ)の後は、追肥はしない
  • このエントリーのカテゴリ : 肥料
2012年6月1日(金)

今日は収穫も多かったが、収穫が終わる頃に変わった仕事が

【暖房用ペレットの搬入】

ハウス栽培がメインだが、冬季の化石燃料使用は控えているIさん
昨年から試験的に暖房用ペレットを導入
ハウスの脇でペレットを燃やし、水を温め、その温水でハウス内を温める
長いUの字を2本、4畝にパイプを設置

昨年は一つのハウスを試験的にやってみて、空芯菜が上手くそだったようだ
今年はもう少し規模を拡大してやってみる、との事
しかし、何故にこんな時期にペレットを大量購入するのか…
その量は、10L×600袋

その答えは、夏はペレットの需要が極端に落ち、価格が下がるから
しかも近隣の市が関与している暖房用ペレットのため、破格

先を見越して、経費を下げる
流石にIさんだ

あとはこの大量のペレットを冬季にどのように効果的に活用できるか
この安価な燃料でも生産性が上がらなければ、本格導入はNG
私は8月にIさんのもとを去るが、冬の結果を見てみたい

Iさんとはつながっていきたい、とも思った

しかし、週の最後に肉体労働…疲れた
  • このエントリーのカテゴリ : その他
2012年6月2日(土)

今日は、私が提案し、Iさん主催のすき焼き慰労会
私が手伝っているすき焼き&バーの協力を得て、
A5等級の牛肉を使用したすき焼きを振る舞う
牛肉、割り下、卵、鉄鍋を用意し、お野菜とお酒はIさんが準備

5時過ぎに彼女を連れて、ハウスを散歩
と言うか、社会科見学のノリで、アジア野菜を紹介する

6時頃からそわそわと準備を始める
Iさんの奥さん、Kさんの手作り料理

焦しニンニクが効いたリャンバン豆腐
エビの生春巻き
モッツァレラとアボガドのカプレーゼ
イサキと金目のお刺身

所々にアジアンな食材、調味料が散りばめられ、素敵な前菜たち

7時前に全員集合し、すき焼きを始める
鉄鍋で焼き、甘めの割り下で味付けしたお肉を、卵にくぐらせて食す

あまりこういう機会はないと思い、お店と同様にしっかりサーブした
皆が「美味しい」、「最高!」と言ってくれて、良かった

さて、夜も深まり、彼女も交えてIさん、Kさんと沢山の話をした

先輩のUさんもお酒が回って良い感じに舌が滑らかになってくる
Uさんは控えめだけど、人一倍男気が強い男
「気は優しくて、力持ち」を地でいく、37歳で独身
IさんはそんなUさんを気遣い、独立するように勧める
だけど、Uさんはまだまだ自分には実績も度胸もない
自分にはそんなの早すぎる、の一点張り
経験も技術もあるUさん、一歩を踏み出すかどうか
頼りがいのあるUさん、自分のような就農者と一緒に歩いて欲しい

Iさんの昨晩のアドバイスを端的に

・都会でサラリーマンをするよりも田舎で農家
 可処分所得は同じくらい?
 物質的な豊かさを求めよう
・子育てに関われる時間はサラリーマンの10倍

・自分がやり始めれば、周囲が情報を提供してくれる
 その情報を見極めて、自分のデザインしていく事が肝要
 (やり始めないと見える景色はずっと一緒)
・就農当初は10割の力を使わず、やれる範囲で
 視野を広く、少しくらい失敗しても良いように
・売り方、売り先を考える
 作り方は数年後に改善していく
 営業をする農家はいない、そこが狙い目
 (八ちゃん堂にキャベツの営業に来た農家は皆無だった)

・一人でやるより二人以上
 精神的にも作業効率の観点でも一人では厳しい
 周囲の人が居るからこそ頑張れる

・研修先はいつまでもつながっていく
 アドバイス、情報交換を密にとって、良い仲間として

もっともっと細かい話をしてもらったが、Iさんの前向きな姿勢は見習いたい
Iさんも37歳からゼロからの出発
焦らずに頑張って行けば、道は拓ける、と言ってもらえた

あと2か月半の研修を更に大事に過ごしたいと思った
  • このエントリーのカテゴリ : 未分類
 

プロフィール

むたこ

Author:むたこ
食べ物を育て、それを食べて生きていく
そんな生活が心地良いと、ふと思った
農業の素人が、独り立ちするまでの備忘録ならぬ備農録

 
 
 

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